シェイクハンド龍馬像の旅 序章
今から約一ヶ月前…私のもとに一通の封筒が届きました。
学校から帰ってきて、部屋に入って…ふと机の上にあったものです。
封筒の端っこには、――― 高知県立坂本龍馬記念館
(°д°)!!!!!!!!!!
…
実はですね、高知に新しい龍馬像が出来る予定だったんです。握手できるの。
ネットサーフィンをしていたら、何かのページに載っていて…。
それで先々月の9月、姉貴がナック5を聞いていたところ
「龍馬像と最初に握手する小中学生」の募集がかけられていると知ります。
私が龍馬好きと知っていた姉は私に教えてくれ、すぐにPCで検索しました。
すると、やっていました。高知県立坂本龍馬記念館により、
「シェイクハンド龍馬像」が制作されているとのこと。そしてその像と最初に
握手する全国の小中学生からの、龍馬への手紙を募集していると。
それで、応募数の関係で8月いっぱいだった締め切りが9月にのびていたので
生粋の龍馬好きである私は、すぐさま準備に取り掛かりました。
だって、握手したいじゃないか。
まず、用紙。字数や用紙の制限は無かったので、龍馬への手紙らしく
半紙に筆で書こうと思ったんです。とりあえず、普通の紙に鉛筆で殴り書き。
違う…違う…
これじゃ龍馬への想いは伝わらぬ!!
本当に試行錯誤しました。ちなみに失敗した半紙の数、5枚。
気付けば朝方の4時ですよ。腰痛かったけど、全然気にしないわっ
そしてやっと完成した手紙。恥ずかしいので小さめに(笑)。
書道やってない奴が筆を持つと手が震えます。←
うん…とりあえず龍馬さんへの挨拶的な感じでね…初対面だからね…
茶封筒に入れ、後日友人の西郷と一緒にポストに投函。
投函する際に二人でパンパンっとお祈りしてきました。←
ちなみに、西郷とは西郷隆盛というあだ名の同級生です。
本名全然関係ないし、二人でふざけてます。本人も自分の事を普通に
「おいどん」とか言います。←
あとは結果を待つのみ…気が気でありません。
その間にこうせつのライブや、修学旅行、学習発表会など色々なことが
ありましたね、ええ。毎日のようにサイトチェックしていました。
そんなある日ですよ。最初に書いた、その「封筒」が届いたのは。
母と姉が見守る中、震える手で封筒を開けます。
いや、ガチで震えが止まらなかった。怖かったもん。
中に書かれた…――「入賞」の文字。叫んだ。
兎に角嬉しかった。高校の合格発表並に。いや、まだ受験してないが。
最初に握手できる「最優秀龍馬賞」は当日発表だそうです。
…当日ってことは。――――私、高知に行けちゃいます??
入賞の喜びの次は、土佐へ行ける喜びが襲ってきた。
東京に住んでいる私にとって、四国はかなり遠い。
いつか行くと決めていたけれど、まさかこんな早く行けるとは思わなんだ。
西郷にすぐ電話して伝えて、その後はイオンへ。
多分、頭ふわふわしていただろうねぇ…
学校では、社会科担当のマーチにだけ伝えておきました。
塾では塾長と講師の先生。皆驚いていましたよ~(笑)。
一番驚いているのは私自身ですが…楽しみだった。
素敵な旅行になりますようにと願い、一ヶ月を過ごしました。
出発の前日からもう江戸川にある母の実家に泊まっていました。
ずっと起きている予定でしたが、薄桜鬼の斎藤さんクリアしたら
急に眠くなったので寝ました。←
壱時間半の睡眠でも、高知のためなら何だって出来る気がします。